LINEを使って通話をしているときに、YouTubeで動画を視聴することはできます。
しかし、操作によっては動画の音が相手に聞こえてしまうことがあります。
適切に設定を行うことで、動画の音声を通話相手に気付かれずに楽しむことが可能です。
この記事では、そのような音声のコントロール方法を詳しく解説します。
LINE通話中、動画の音は相手に聞こえるのか?
LINEで通話している際にYouTubeなどの動画を見る場合、その音声が相手に聞こえるか否かは、どのように設定しているかによります。
動画の音が相手に聞こえるケース
- 通話中にマイクがオンになっており、動画をスピーカーで再生している場合
通話中、マイクがオンになっているとは、マイクが周りの音をキャッチしている状態です。
一般的に通話時は互いの声を拾うため、マイクはオンに設定されます。
この状態で動画を再生すると、スマホのスピーカーからの音声がマイクに拾われ、相手にも聞こえてしまう可能性があります。
つまり、マイクがオンでスピーカーを使用している場合、動画の音声が相手に届いてしまいます。
動画の音が相手に聞こえないケース
- LINE通話をミュートにしている場合(マイクがオフのとき)
- イヤホンを使用して動画の音声を聞いている場合
上記のように設定していれば、相手に動画の音声は聞こえません。
通話をミュートにすると、相手の声は通常通り聞こえますが、自分のマイクが音を拾わないため、どれだけ音量が大きくても相手には聞こえないのです。
また、イヤホンを使えば、動画の音声はイヤホンをしている本人だけに限られます。
これらの設定により、動画の音声が相手にどう伝わるかをコントロールすることができます。
次に、これらの方法をもう少し詳しく説明します。
LINE通話中のYouTube視聴におすすめ:イヤホンの使用
LINEで通話しながらYouTube動画を見る場合、イヤホンを使って動画を再生することをおすすめします。
通話をミュートに設定すると、自分の声がマイクに拾われなくなります。
その結果、会話中に通常交わされるうなずきや返事が相手に届かず、通話が不自然に感じられるかもしれません。
また、スピーカーを使用すると、動画の音声と通話の音声が混ざり合い、両方とも聞き取りにくくなる可能性があります。
イヤホンを使った場合の利点
イヤホンを使って動画を再生すると、自分の声は普段どおり相手に届きます。
イヤホンを使っている時も動画の音声と通話の音声は重なることがありますが、スピーカーを使う場合に比べてはるかに聞き取りやすいです。
このため、通話をミュートにするよりも、イヤホンで動画を再生する方が、相手にとって自然な印象を与え、自分自身も通話をより快適に楽しむことができます。
通話中の動画音量を上げる方法について
Androidスマートフォンを使っている場合、動画の音量を個々に調整することが可能です。
普段、電話をしている際には通話の音声が優先されるため、動画の音量は自動で抑制されることが多く、動画の内容が十分に聞き取れないことがあります。
Androidスマートフォンをお使いの場合
Androidデバイスでは、「着信音」「通知音」「メディア」「通話音量」「システム音」という5つの音量カテゴリがあり、それぞれ独立して音量を調整することができます。
通話の音量は「通話音量」で管理され、動画の音声は「メディア」で調整することができます。
メディアの音量を上げることで、動画の音声がはっきりと聞こえるようになります。
音量調整は設定メニューの「音」からアクセスできます。
iPhoneをお使いの場合
iPhoneでは、音量設定が全体で連動しており、個別の調整ができません。
そのため、音量を上げると、通話の音声と動画の音声が同時に大きくなってしまいます。
LINE通話中のマイク設定について
LINEでの通話中、マイクの設定は通話が開始されてからしか行えません。
通話が始まると、画面にマイクのアイコンが現れます。
このアイコンをタップすることで、マイクのオン・オフを切り替えることができます。
マイクをミュート状態にしたい場合は、このアイコンをタップします。
ミュートを解除したくなったら、もう一度タップするだけです。
なお、相手の声をミュートする設定はできません。
相手の声の音量を下げたい場合は、デバイスの音量を最小にするしかありません。
通話中のミュート設定とその効果
通話中にミュートを設定しても、相手に直接的な通知はされません。
ミュート時に特別な音がするわけでもなく、画面が変わることもありません。
ただし、ビデオ通話の場合は状況が異なります。
ビデオ通話ではお互いの表情や状態がカメラを通じて確認できますが、ミュートを有効にすると、相手の画面にはあなたのプロフィール画像が表示されることが多いです。
これは相手にとって何かしらのサインとなり得るため、会話にあまり積極的でないと思われる可能性があります。
ビデオをオフにする前に「カメラをオフにします」と相手に通知しておくことで、スムーズに進められるでしょう。
まとめ
この記事では、LINE通話をしながらYouTube動画を視聴する際に気をつけるべきポイントを解説しました。
相手に不自然な印象を与えないように、適切な方法を選んで実行してみてください。